【装蹄師・西内荘コラム】4年連続出走のディープボンド
ディープボンド
今年もはや有馬記念かと一年が年々早く感じてくるのは歳のせいなのか?まだクリスマスも来てないですから以前の有馬記念のように暮れの大一番にしては早過ぎますけど、今年は人気馬の引退レースもあり盛り上がるでしょうね。 そのドウデュースは担当してないものの松島オーナーの馬はたくさん装蹄させていただいているので応援したい気持ちもあるのですが競馬は真剣勝負、4年連続有馬に出走するディープボンドが今年のわたしの担当馬。 全力でボンドが走りやすい蹄鉄を装着する事に神経を注ぎました。7歳馬のボンドは大型馬で歳を重ねるごとに脚元への負担は少なからずあります。でも今回はジャパンCをパスしたことでリフレッシュできていて、こと装蹄で言えば若い頃の感触でした。 元来スタミナのある馬ですから脚元の衝撃を緩和するショックアブソーバーが機能して能力全開といきたいところです。有馬の思い出としては担当馬メジロマックイーンとダイユウサクの世紀の大逆転がありますし、ボンドはダイユウサクの雰囲気もありますしね。 当時の松田優作さんにちなんだ「なんじゃこらダイユウサク」の新聞の見出しは今でも保管していますよ(笑)。 ●12月21日(土) ・京都 1R ウインエンデバー 4R ワンウェイトゥヘル 6R ナタリア 8R アメリカンチーフ 10R アオイイーグル ●12月22日(日) ・中山 11R ディープボンド 12R カフジエニアゴン ・京都 1R バシリス 2R スマートセラム 3R エスタア カルドウェル 5R アメリカンピース 6R アトラーレ 12R ロゼフロア 以上が装蹄から感じた好感触馬です。
競馬のおはなし