鈴木馨祐法相、江藤拓農水相で調整 衆院落選閣僚の後任人事、第2次内閣の大半は続投
石破茂首相は、衆院選で落選した牧原秀樹法相と小里泰弘農相の後任人事を巡り、法相に鈴木馨祐元財務副大臣(47)、農水相には江藤拓元農水相(64)を充てる方向で調整に入った。第2次石破内閣発足に合わせて起用し、大半の閣僚は続投させる考えだ。関係者が4日、明らかにした。 鈴木氏は財務省出身の政策通で麻生派に所属。江藤氏は農政に詳しい。両者の登用で政権の安定化を図る狙いがある。 このほか、公明党代表に就任予定の斉藤鉄夫国土交通相も交代となる見通しだが、斉藤氏の後任は公明側の意向を踏まえて決める。 政府は特別国会を11日召集とする方針。石破氏は首相指名選挙で選出されれば、第2次内閣を発足させる。