ブレイク必至!? 中日、次世代のスター候補(5)”異彩”を放つプロスペクト
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている中日ドラゴンズの若手有望株を紹介する。
根尾昂
・投打:右投左打 ・身長/体重:177cm/84kg ・生年月日:2000年4月19日 ・経歴:大阪桐蔭高 ・ドラフト:2018年ドラフト1位 2023年はシーズン終盤に一軍の舞台で見事な投球を見せた根尾昂。満を持してのブレイクに大きな期待がかかる。 大阪桐蔭高時代には、投打の二刀流で甲子園春夏連覇に大きく貢献した。迎えたドラフト会議では、4球団が1位指名で競合。抽選の結果、中日ドラゴンズが交渉権を獲得し、内野手としてキャリアをスタートさせた。 プロ入り後は外野に挑戦するなど試行錯誤したが、思うような結果を残せず2022年シーズン途中に投手へ転向することとなった。 同年はリリーフとして25試合に登板し、防御率3.41を記録。最速154キロを計測するなど、随所にポテンシャルの高さを発揮した。 2023年はファームを主戦場とし、先発投手として経験を積んだ。シーズン終盤には一軍に昇格すると2試合(12回2/3)を投げ、プロ初勝利こそお預けとなったものの、防御率0.71と優秀な数字をマークした。 投手転向3年目を迎える2024年は、春季キャンプ一軍スタート。プロ初勝利に加え、先発ローテーションへの定着を目指すシーズンになりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部