川崎F連勝ならず…後半反撃も小林悠のゴール取り消し、横浜FM戦粉砕の光州に屈す【ACLE2024-25】
川崎フロンターレは1日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024-25のリーグステージ第2節で光州FC(韓国)をホームに迎え撃ち、0-1で敗戦した。 川崎FはKリーグ1王者であるアウェイの蔚山HD FC(韓国)戦を攻略し、見事に白星発進。連勝がかかる今節だが、先の初戦で横浜F・マリノスを7発粉砕の光州が相手となる。 そんな一戦に向けて、直近のJ1から6選手が入れ替わり、小林悠が腕章を託され、先発。今季J1で14ゴールの山田新や蔚山戦で決勝ゴールのマルシーニョはベンチからスタートした。 立ち上がりからビルドアップを試みた川崎Fだが、19分にそこを引っかけられ、カウンターを受ける構図に。セサル・アイダルが自陣ボックス左でスルーパスの対応に入る。 だが、後追いのような形でキム・ジンホを倒し、PKチャンスの献上。これを先の横浜FM戦でハットトリックのヤシル・アサニにど真ん中に蹴り込まれ、川崎Fが追う展開となる。 その後もビルドアップを光州に突かれ、リズムが作れない川崎Fだが、徐々にボールを前進させる時間を増やし、40分の遠野大弥がカットインからのフィニッシュで迫る。 45分にも山本悠樹のスルーパスから瀬川祐輔が決定的なシーンと惜しいシーンが続いた川崎Fだが、相手GKキム・ギョンミンを崩せず。0-1でハーフタイムに入る。 ハーフタイム明けから佐々木旭を入れ、仕切り直しを図った川崎Fだが、立ち上がりから低い位置でパスを奪われ、ヒヤリとする場面。48分にもピンチを迎える。 その場面を佐々木の身体を張った守りで切り抜けると、55分に敵陣高い位置で小林がボールを動かす相手のバックラインにプレッシャー。それに橘田健人も続く。 すると、橘田の蓋をするような守りが相手選手のボールロストを誘って、小林がゴール。だが、橘田のボール奪取にファウルがあったとして、幻のゴールとなる。 微妙な判定に泣いた後も瀬川がヘッドで迫ったりと自分たちの時間を作る川崎Fは次第に光州も次のゴールを目指す流れになるが、佐々木の奮闘も光り、再び攻勢に出る。 残る交代カードで試合を動かしにかかり、右サイドからクロスの77分にはエリソン、マルシーニョ、エリソンの連続フィニッシュ。だが、ポストに嫌われたりとゴールを割れず。 80分には左サイドからカウンターに持ち込み、持ち上がった家長昭博の絶妙な折り返しに山田新が反応するが、合わせ切れず。もうひと押しのシーンを増やすが、ゴールが遠い。 結局、PKによる失点が最後まで重くのしかかり、光州に屈した川崎Fはこれで1勝1敗。次節は23日に行われ、上海申花(中国)のホームに乗り込む。 川崎フロンターレ 0-1 光州FC 【光州】 ヤシル・アサニ(前21[PK])
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