“不戦の心新たに”千葉県出身の戦没者らを追悼 熊谷知事「平和の尊さ次世代へ」
チバテレ(千葉テレビ放送)
戦争で亡くなった千葉県の出身者らを慰霊する「千葉県戦没者追悼式」が10月31日、千葉市で行われました。 2024年で71回目を迎えた追悼式には、遺族や熊谷知事ら300人余りが参列しました。 熊谷知事は、「戦争を経験していない世代が社会の9割近くを占めるいま、平和の尊さを次の世代に継承する責務を果たす」と誓い、日清戦争から太平洋戦争までの間に戦争で亡くなった県の出身者ら5万7000人余りに対し、全員で黙祷を捧げました。 続いて、生まれて間もない頃にフィリピンの戦地で父親を亡くした浦安市の大塚勝幸さんが、「戦没者の無念に心を馳せ、不戦の心を新たに誓う」と遺族を代表して追悼の言葉を述べました。 その後、参列者たちは献花台に花を手向け、それぞれが平和への思いを新たにしました。
チバテレ(千葉テレビ放送)