ダウンタウン松本の性行為強要問題をこじらせてる「擁護」&「バッシング」の違和感
スキャンダル対処の新テクニックか
ちなみに松本氏の「テレビに出ない」戦略は、リスク管理視点で見るとかなり興味深いものです。 だって視聴率を持っているタレントがテレビに出演しなくなれば、テレビ業界はシンプルに困るワケで、昨今の視聴率低下に苦しんでいる業界に向けて、この状況を作った文春を「敵視する空気」だって作り出せる(かもしれない)、つまりテレビ業界を味方に付けられる(かもしれない)のです。 また今後もし「法廷対決」で負けが決まったとしても、すでにテレビに出ていない状況なら、負けのダメージを最小限に抑えられる。むしろこっちの方が主な狙いかもしれません。 一見奇抜な「テレビに出ない」という手法も、実はかなり計算され、幅広いパターンに対応できる対処法なのです。 まあ、年明けから辛い話題ばかりですからね。今こそ「お笑い芸人さん」たちの出番なのでは。表舞台に残る方々、是非そのへんよろしくお願いします、ホントに。 Text:小木曽健(国際大学GLOCOM客員研究員) ※本記事のタイトルはFORZA STYLE編集部によるものです。
小木曽 健