ラグビー日本代表、イングランド戦に向けて急ピッチで準備を進める宮崎合宿
6月6日(木)から宮崎入りしていたラグビー日本代表。10日(月)には、新生エディー・ジャパンとしては初となる、報道陣に練習を公開した。当初は午前、午後の練習予定だったが、11:15からの1回だけとなったが、アタック&ディフェンスを含む、2時間半ほどの練習全てが公開された。
5月30日に発表されていたリポビタンDチャレンジカップ イングランド代表戦に向けた日本代表は、FW(フォワード)が21名、BK(バックス)が14名の計35名だったが、その後に3名追加されて38名となっていた。
バックアップメンバーからの追加選手は、CTB(センター)ニコラス・マクカラン(東芝ブレイブルーパス東京)、LO(ロック)桑野詠真(静岡ブルーレヴズ)、LO小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)の3人。
しかし、10日付でコンディション不良やケガのため、FL(フランカー)ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、CTB尾崎泰雅(東京サントリーサンゴリアス)の2人が合宿から離脱した。
また、フランスのボルドーでプレーしているNO8(ナンバーエイト)テビタ・タタフは、まだシーズン中のため、WTB(ウィング)ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)も事情により合流していない。
コンディション不良のために、SO(スタンドオフ)松田力也(元埼玉ワイルドナイツ)は練習を回避。また、トレーニングメンバーの大学生3人のうち、FB(フルバック)矢崎由高(早稲田大学2年)のみがフル参加。結局、34名(FW:21名、BK:13名)が元気に練習に参加した。
6月7日から、「ロケットスタート」と呼ばれる朝6時からの練習も継続しており、この日も早朝からレスリングとフィジカルトレーニングが行われた。
そして、11:15からの練習は全員でスキル練習、FWとBKと別れてFWはラインアウト、BKは動き連携などの確認などをした後、15人対15人に分かれてアタックディフェンスが1時間ほど行い、最後はスクラム練習やキックのスキル練習行って終了となった。