大谷翔平、小休止5試合ぶり無安打 1試合3三振 6月12本塁打 先発パクストン4回9失点KOで大敗
「ジャイアンツ10―4ドジャース」(6月30日、サンフランシスコ) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、5打数無安打。6月6日のパイレーツ戦以来、今季4度目の1試合3三振を記録など、5試合ぶりノーヒットで打率を・316に落とした。チームは先発パクストンが4回9失点の乱調で大敗した。 前日の試合で26号を放って6月12本塁打。得意のデーゲームで2戦連発を期待された大谷だったが、快音を響かせることはできなかった。 ジャイアンツの先発投手は2試合連続となるオープナーでリリーフ右腕のビベンズが登板。大谷の初回の打席はカウント1―1から内角高め146キロ直球を打って一ゴロだった。 ドジャースの先発、パクストンは初回から投球が安定せず、二回までに6安打を許して3失点。 大谷は3点を追う三回の打席は2死二塁の得点機だったが、2球連続ファウルの後、カウント2―2とし、5球目の内角高め直球に空振り三振を喫した。 パクストンの炎上は止まらず、三回に連続二塁打で1点を失うと、四回には2ランを含む4安打で5点を失い、0―9となった。 大谷は、テイラーのソロで1点を返して1―9となった五回2死二塁の打席は3球連続空振りの三振。マウンド上でのビベンズはド派手なガッツポーズで喜びを爆発させた。 テイラーの適時二塁打で2―9とした八回は先頭で右飛。3番手右腕ループに対し、カウント1―1からチェンジアップにタイミングを外されて浅い飛球を打ち上げた。 9番バーンズの2点適時打で点差を6とした九回2死二塁の打席はカウント1―2から内角スライダーに空振り三振。最後の打者となった。 ドジャースは前日29日の同カードでグラスノーが3回5失点KO。チームは延長戦を制したが、2試合連続先発KOで今後に不安を残すシリーズとなった。