常磐薬品工業が新ブランド「グラスーン」を立ち上げ 化粧品とサプリメントの両輪展開で狙う相乗効果
常盤薬品工業は2025年3月10日、新ブランド「グラスーン(GLASSOON)」を立ち上げる。第1弾は、美容液の“グルタブライト VC コンデンスドロップ”(45mL、3850円)、クリームの“グルタブライト VC リフタンクリーム”(55g、3300円)、サプリメントの“リポブライト VC パウダー”(3g×14本、3240円)を発売する。全国のドラッグストアで取り扱う。 【画像】常磐薬品工業が新ブランド「グラスーン」を立ち上げ 化粧品とサプリメントの両輪展開で狙う相乗効果
「グラスーン」は、「エクセル(EXCEL)」や「なめらか本舗」といった化粧品を扱う化粧品部門と食品や医薬品を展開するヘルスケア部門が共同で開発。「スキンケアもサプリメントも同ブランドのものを使いたい」というニーズに着目し、化粧品とサプリメントの両軸で展開する内外ケアブランドとして立ち上げた。
“グルタブライト VC コンデンスドロップ”と“グルタブライト VC リフタンクリーム”は、共通処方として、カプセル化浸透型ビタミンC誘導体、持続型ビタミンC誘導体、ピュアビタミンCとグルタチオンを配合した“グルタブライト処方”を採用。肌に潤いを与えて整えるグロウトリートメント成分として、3種のセラミド、吸着型ヒアルロン酸、アラントインやツボクサエキスなどを配合した。
“グルタブライト VC コンデンスドロップ”は、ビタミンCを高濃度に配合。乾燥によるくすみや毛穴が気になる肌に潤いを与えて透明感のある肌に導く。“グルタブライト VC リフタンクリーム”は、ペプチドを配合。濃厚な使用感のクリームが肌に密着し、ハリを与える。共通の香りとしてチュベローズとミュゲを採用した。
“リポブライト VC パウダー”は、水なしで場所を選ばず飲めるパウダータイプ。市場で人気の高いリポソームビタミンCにシステインペプチドを配合して差別化を図った。
ロゴは、視認性の強いゴシック体に斜めカットを入れることでガラス窓に差し込む光を表現。メイン成分となるリポソームとビタミンCの断面図をイメージしたデザインで店頭での訴求力を高めた。サプリメントとスキンケアはデザインに共通項を持たせ、同ブランドであることをアピールする。
常磐薬品工業はノエビアホールディングスの傘下企業。他に、化粧品や医薬部外品の製造、販売をするノエビアなどがある。一部商品を除き、常磐薬品工業の化粧品などの商品に関しては、ノエビアの研究所で研究開発、工場で製造をしている。