児相職員、飲酒運転で看護師の妻に身代わり依頼 千葉・柏、懲戒免職 別の飲酒職員も停職
千葉県は21日、飲酒運転が発覚し、妻に身代わりを依頼するなど、不祥事が発覚した職員3人に懲戒処分を下した。 県柏児童相談所(柏市)の児童福祉司、香取和也職員(39)は同日付で懲戒免職となった。 1月12日夜、同県柏市内で飲酒後、そのままマイカーで運転。香取市で自損事故を起こした。その場で妻である県立病院の看護師(38)に身代わりを求めた。 事故後、道路交通法違反(酒酔い運転など)と犯人隠避教唆の疑いで書類送検され、5月に運転免許が取り消された。 身代わりになった妻は停職1カ月の処分を受けた。 夫の身代わりとなり、警察に虚偽の通報をしたとして、4月に犯人隠避などで書類送検されていた。 一方、県農林水産部の出先機関の主幹級の男性職員(59)は停職6カ月の処分を受けた。 2月9日深夜、同県八街市内で焼酎を飲んだまま、代行運転に頼らずに店まで乗ってきたマイカーを運転。佐倉署に酒気帯び運転で検挙された。 4月3日に道路交通法違反(酒気帯び運転)で佐倉簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けた。