ロシア軍、ハリコフ攻撃7人負傷 国境周辺から1万人超避難
【キーウ共同】ウクライナ東部ハリコフ州のシネグボフ知事は21日、州都ハリコフで同日、ロシア軍の攻撃があり、民間人計7人が負傷したと明らかにした。無人機やミサイルが使われた。ロシア軍は今月10日、同州北部の国境を越えて部隊を投入し、攻勢を強めている。同知事によると、国境周辺から1万人以上が避難した。 ドイツのベーアボック外相が21日、予告なくウクライナ首都キーウ(キエフ)を訪問。「ロシア軍によるハリコフ攻撃で状況はエスカレートしている」と述べ、防空支援を強化すると強調した。 一方でロシア国防省は20日、ウクライナ東部ルガンスク州の集落を新たに制圧したと発表した。