鈴木おさむ Snow Man＆LDHのバラエティ初共演に言及「確実にこの1年で時代が変わっている」
山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜～木曜13:00～14:55）。12月12日（火）の放送では、放送作家の鈴木おさむさんが登場。ここ1年で大きく変化した芸能界について振り返りました。
◆鈴木おさむ、2023年のエンタメ業界を振り返り
これまで32年間、放送作家として活躍し、脚本家としても数々のヒット作に携わってきた鈴木さんですが、2024年3月31日（日）をもって、放送作家業と脚本業から引退することを発表し、大きな話題となりました。そんな鈴木さんに映画やドラマ、本、漫画など、さまざまなジャンルのなかから、「2023年おすすめのエンタメ・ベスト3」を伺いました！
◆2023年おすすめエンタメ第3位：「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」
鈴木さんが3位に選んだのは、Nintendo Switch用ゲームソフト「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」でした。これまで、8歳の息子と一緒にNintendo Switchでゲームをすることはあったものの、鈴木さんも息子も「ゼルダの伝説」シリーズには触れてこなかったそう。 しかし、鈴木さんの周りで今作が流行し始め、“これだけ流行っているんだから、1度はやってみよう”という話になり、いざプレイをしてみたところ大ハマり！ 「台本の締め切りを守らず、何人のプロデューサーを怒らせたことか（笑）」と仕事にも支障をきたすほど熱中したそう。 また、今作にある謎解き要素に苦労したものの、子どもと一緒に進めることで「もともと仲はいいほうだけど、ゼルダのおかげで親子の会話が増えました。（ゲーム内で）一緒に悩み、一緒に戦い……いろいろなエンタメのなかで、ゲームが一番親子の会話が増えますね」と力説します。
◆2023年おすすめエンタメ第2位：「まつもtoなかい」初回放送
続いて第2位に挙げたのは、松本人志さんと中居正広さんが司会をつとめるバラエティ番組「まつもtoなかい」（フジテレビ系）に、香取慎吾さんがゲスト出演した初回放送。中居さんと香取さんが6年ぶりに共演する姿を観て、「止まっていた時間（が動き出した）というか……」と感慨深げに振り返ります。 さらには「確実にこの1年で時代が変わっている」と鈴木さん。その例として、12月8日（金）に放送された「それSnow Manにやらせて下さい」（TBS系）2時間SPのダンス対決企画に、関口メンディーさん（EXILE / GENERATIONS from EXILE TRIBE）をはじめとするLDHチームが出演し、バラエティ番組で初共演したことに触れます。 「今まで、あんなコラボレーションは絶対になかったんですよ。ほかにも歌番組で共演していたり、今までなかった出来事が、この1年でものすごく動いた」と言及。その一方で、「厳しいけれど、ここからは実力競争になると思う。なので、ある意味で本当の人気者が分かってくるし、久しぶりに本当のスターが出てくるんじゃないか」と予見します。
◆2023年おすすめエンタメ第1位：「サンクチュアリ -聖域-」
第1位は、動画配信サービス・Netflixで配信されたオリジナルドラマ「サンクチュアリ -聖域-」でした。鈴木さんは本作の注目ポイントを熱弁しつつ、今作が及ぼしたドラマ業界の影響について言及し、「テレビで表現できることが狭まってきているなかで、ああいう作品がヒットすると『テレビだってもっとできるっしょ、頑張ろうぜ』っていう雰囲気になってくるし、ネットドラマとしても、（制作意欲が増して）『こんなものを作りたい』ってなってくるのではないか」と推測していました。 （TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2023年12月12日（火））放送より）
