ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、クリスマスカードを公開
現地時間12月19日(木)にウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃がクリスマスカードをお披露目した。 【写真】ロイヤルファミリーが贈った、21枚の心温まるクリスマスカード
今年のカードに写っていたのは一家の別邸アンマーホールがあるノーフォークで撮影されたもの。今年9月に皇太子妃ががんの化学治療を終えたことを発表したときに発表した動画のワンシーンである。皇太子妃はがんの治療中、このアンマーホールで多くの時間を過ごしていた。一家は「クリスマスと新年おめでとうございます」とコメントを添えている。
ちなみにカードが発表されたのと同日、チャールズ国王がバッキンガム宮殿で毎年恒例のクリスマス前のランチを開催した。例年であれば皇太子夫妻も姿を見せるが今年は不参加。その理由に注目が集まったが、事情はシンプル。皇太子と皇太子妃は子どもたちと一緒に、すでにクリスマスに向けてアンマーホールへ移動したからだと関係者が認めている。事前から予定していたことだという。新聞「デイリーメール」が報じている。
ちなみにこのランチにはアンドルー王子も姿を見せなかったことがわかっている。王子の場合、事情は複雑。最近、中国のスパイだという疑惑の人物をビジネスアドバイザーに起用していたことが発覚、批判を浴びているため表舞台に出るのを控えていると見られている。王子の2人の娘、ベアトリス王女とユージェニー王女は家族と共に出席していた。車でバッキンガム宮殿に向かうところを目撃されている。
今月初めにクリスマスキャロルを主催した皇太子妃。会場ではパフォーマーとおしゃべりする中で「昨年の今頃は、今年がこんな年になるとは思ってもいませんでした」と心情を吐露していたという。来年は医師のアドバイスに従いつつ、公務に本格的に復帰すると見られている。皇太子は11月にレポーターたちに対して、2人で海外を訪問する予定も立てていることを仄めかしていた。2人がどんなシーンを見せてくれるのか楽しみにしたい。