セクハラ問題の金子前衆院議員、次点の比例名簿から削除 自民届け出
10月の衆院選で自民党公認として岐阜4区から立候補して落選した金子俊平前衆院議員(46)が重複立候補し、次点となっていた同党の比例名簿(東海ブロック)から削除されていたことが11日、党などへの取材で分かった。 【写真】選挙戦で遊説する金子俊平前衆院議員=2024年10月22日、岐阜県御嵩町、荻野好弘撮影 自民党が11月29日、比例名簿からの削除を総務省に届け出て受理された。 金子氏は3期目を狙った衆院選の選挙期間中に、選挙カーの随行車内で女性運動員の体を触ったなどというセクハラ問題が浮上。その後、東海ブロックで欠員が生じた場合でも繰り上げ当選を辞退するなど、政界から退く意向を県連幹部らに示していた。 金子氏が削除されたことで東海ブロックの自民名簿では、山本裕三氏(42)=静岡3区で落選=が次点となる。(荻野好弘)
朝日新聞社