2連勝のソフトバンク、優勝マジック一つ減って「12」に 山川穂高が通算250本塁打に王手
◆楽天1―4ソフトバンク(10日、楽天モバイルパーク) 首位のソフトバンクが中軸の活躍で4位の楽天を破って2連勝。優勝マジックを一つ減らして「12」とした。 ■甲斐がKZさんと再開【写真】 中盤に貴重な一発を放った山川穂高は通算250本塁打に王手をかけた。 ソフトバンクは初回に今季3戦3敗と相性が悪かった楽天先発の古謝樹から2点を奪った。1死から今宮健太が四球を選び、栗原陵矢が左翼線を破る先制の適時二塁打。2死後には近藤健介の中前適時打で1点を加えた。 2点の援護をもらった先発の石川柊太は初回、先頭の小郷裕哉の中前打と二盗で無死二塁とされ、小深田大翔に右越えの適時二塁打を許して1点を返されたが、最少失点にとどめた。 5回には2死から栗原が右前打を放ち、本塁打と打点でリーグトップを独走する山川が古謝の低めのスライダーを左中間最前席へと運ぶ31号2ラン。4試合ぶりの一発でリードを3点に広げ、通算250本塁打に王手をかけた。 石川は2回以降は無失点投球を見せていたが、3点リードの7回に先頭の鈴木大地の打球が右足を直撃(記録は投ゴロ)して緊急降板。今季最長の6回⅓を6安打1失点で無念の交代となったが、2番手の岩井俊介から杉山一樹、ヘルナンデスとつないだ救援の3投手が無失点リレー。石川は今季5勝目、ヘルナンデスは今季2セーブ目を挙げた。 【おすすめ記事 内外野をこなせる貴重なガッツマン復活】 腰痛のため7月にファーム調整となったガッツマンが2軍戦に復帰。1軍再昇格、ポストシーズンに向けいきなり大活躍した。 ▼内外野をこなせる貴重なガッツマン復活は下記関連リンクから▼
西日本新聞社