25歳日本人は「今や不可欠」 欧州昇格クラブで好調「来年の夏には複数クラブからの関心」
キール町野が2得点1アシストで注目を集めている
ドイツ1部ホルシュタイン・キールのFW町野修斗は12月21日の第15節アウクスブルク戦(5-1)で直接フリーキック(FK)弾を含む2得点1アシストの活躍を見せ、大勝の立役者となった。降格圏で苦しむチームで今季14試合6得点と気を吐くストライカーについて現地メディアは「今の調子を維持すれば、遅くとも来年の夏には複数クラブからの関心を寄せられる」と報じていた。 【実際の映像】「こんなの蹴れるの」…元湘南FWがドイツ1部で決めた“美軌道25mFK弾” 町野の所属するキールは念願の1部昇格を果たしたが、今季14試合終了時点でわずか1勝しか挙げられず、18チーム中の17位に位置していた。しかし、ホームにアウクスブルクを迎えたこの試合は今季最多5得点を奪い、今季2勝目を挙げている。 そのなかで町野は1点ビハインドの前半12分の同点ゴールをアシストすると、2-1で迎えた同39分に直接FKを沈めて10試合ぶりの得点をマークした。さらに後半アディショナルタイムには折り返しに合わせて2ゴール目もゲット。今季2度目の“ドッペルパック”でチームを勝利に導いた。 ドイツメディア「NDR」はゴール量産体制に入った町野を“マシン”と称し、「ホルシュタイン・キールに希望を与える」とその活躍を称賛。「今の調子を維持すれば、遅くとも次の夏には複数クラブから関心を寄せられることは間違いない」「もし早期の移籍が実現すれば、クラブは今や不可欠となったアタッカーから良い金額の移籍金を得ることができるだろう」と伝えていた。 町野は2023年夏に湘南ベルマーレから当時2部だったキールに完全移籍。今季1部初挑戦ながら早くもステップアップを予感させるパフォーマンスを発揮しているようだ。キールとの契約は2027年まで残っているもの、来夏の移籍市場では注目の存在となっているかもしれない。
FOOTBALL ZONE編集部