「ピッチャーと野手で関係なく通ずる」巨人ドラ1が田中将大のメンタル論吸収に意欲
巨人のドラフト1位・石塚裕惺(ゆうせい)内野手(18)=花咲徳栄=が24日、田中将大投手から一流の極意を学び、飛躍につなげることを誓った。田中将の巨人入りが正式発表。期待のドラ1は「メジャーリーグや侍ジャパンとかいろいろなところで活躍をされた方で、メンタルだったりはピッチャーと野手で関係なく通ずるところがあると思うので聞いていきたい」と胸を躍らせた。 昔から憧れの存在だった。強打の遊撃手としてプロの舞台に飛び込むが、小学生時代は投手を経験。「小学校の時にピッチャーをやっていて、マーくんモデル(グラブ)を使っていた。1軍に上がれてお話できたらそういう話もちらっとできたら」と田中将モデルのグラブを愛用していたことを笑顔で明かし、対面を待ちわびる。投手と内野手でポジションは違えど、プロとして活躍するための心構えなど通ずる点は多い。楽天にドラフト1位で入団し、日米通算197勝を積み上げている右腕は最高の教材になる。「どういうメンタリティーで試合に入っていくのかとか参考になるところがあると思う」と貪欲に吸収していく。 この日は花咲徳栄がある埼玉・加須(かぞ)市役所を表敬訪問した。同市はこいのぼりが有名で、高校時代を過ごした“第二の故郷”。「加須にいいニュースを届けられるように頑張りたい」と決意を新たにした。飽くなき向上心を胸に、厳しいプロの世界で出世街道を進む。(宮内 孝太)
報知新聞社