堂々の第1位は人気シリーズの進化版『大ピンチずかん2』 絵本ランキング「第 17 回 MOE 絵本屋さん大賞 2024」
白泉社が主催する『第17回MOE絵本屋さん大賞2024』の結果が本日12月27日(金)発売のMOE2月号に て発表された。 【画像】『第17回MOE絵本屋さん大賞2024』を受賞した作品 全国の絵本屋さん、書店の絵本担当者3000人の投票により選ばれた 「今、もっともおすすめしたい絵本」第1位に輝いたのは、鈴木のりたけ/作『大ピンチずかん2』(小学館)。部門賞では、「新人賞」第1位を玉田美 知子/作『ぎょうざが いなくなり さがしています』(講談社)が受賞、「ファーストブック賞」第1位を瀧靖之/監修 あかいし ゆみ/絵『きらきら ぴかぴか どうぶつ だいすき』(朝日新聞出版)が受賞となった。 本日発売のMOE2月号では、第1位を受賞した鈴木のりたけ氏のインタビューをはじめ、受賞作家の方々より寄せられた コメントや、表紙や巻頭では『第17回MOE絵本屋さん大賞2024』の大特集が掲載されている。 ■『第 17 回 MOE 絵本屋さん大賞 2024』受賞作品 1位 『大ピンチずかん2』 鈴木のりたけ/作 小学館 毎日の中で突然やってくる大ピンチも、理由を知ればもう怖くない! 新採用の「大ピンチグラフ」で 6 つの理由から大ピンチを分析、解明! -作者の受賞コメント- 毎回、本を開いた人を驚かせたい、新しい気持ちにさせたいと意識して制作して いるので、その思いが通じたようで、感謝の気持ちでいっぱいです。 -絵本屋さんレビュー- 子どもも大人も、かつて、いや、今でもたまに経験しているであろうピンチの数々。 ネガティブな気持ちに苛まれても、そっと心によりそって笑いにかえてくれるチャンス の一歩。ほんのちょっとの心のもちようで人生や毎日を楽しくしてくれる一冊です。 (蔦屋書店 高梁市図書館 中塚育子) ※コメントやレビューの内容は MOE2025 年 2 月号より抜粋。全文は誌面にて。 2位 『わすれていいから』(大森裕子/作 KADOKAWA) 3位 『シカしかいない』(キューライス/作 白泉社) 4位 『いちごりら』(麻生かづこ/作 かねこまき/絵 ポプラ社) 5位 『ちょっぴりながもち するそうです』(ヨシタケシンスケ/作 白泉社) 6位 『トドにおとどけ』(大塚健太/作 かのうかりん/絵 パイ インターナショナル) 7位 『火の鳥 いのちの物語』(手塚治虫/原作 鈴木まもる/文・絵 金の星社)※手塚治虫の「塚」は旧字が正式表記 8位 『おすしが あるひ たびにでた』(田中達也/作 白泉社) 9位 『パンダのおさじと ふりかけパンダ』(柴田ケイコ/作 ポプラ社) 10位(同時受賞) 『そそそそ』(たなかひかる/作 ポプラ社) 10位(同時受賞) 『くまたのびっくりだいさくせん』(柴田ケイコ/作 白泉社) ■新人賞:全国の絵本屋さんが注目している新人作家の絵本 新人賞1位 『ぎょうざが いなくなり さがしています』(玉田美知子/作 講談社) ■ファーストブック賞:全国の絵本屋さん 3,000 人のアンケートから 0・1・2歳向けにおすすめしたい絵本 ファーストブック賞1位 『きらきら ぴかぴか どうぶつ だいすき』(瀧靖之/監修 あかいしゆみ/絵 朝日新聞出版) ■MOE絵本屋さん大賞とは MOE絵本屋さん大賞とは絵本月刊誌のMOEが全国3,000人の絵本専門店・書店の 児童書売り場担当者にアンケートを実施し、その年のおすすめしたい絵本30冊を決定。 部門賞として、「新人賞」と、0・1・2歳向けの絵本に贈られる「ファーストブック賞」を設けられている。 島田ゆかが描きおろした『ぶーちゃんとおにいちゃん』がシンボルキャラクター。
リアルサウンド ブック編集部