日本製鉄の低CO2線材、中国企業のダイヤモンドワイヤに採用
日本製鉄は21日、低CO2鋼材「NSカーボレックス・ニュートラル」がヤンリン・メトロン・ニュー・マテリアルズ社(中国)のダイヤモンドワイヤに採用されたと発表した。同ワイヤは太陽光発電用シリコンウエハ製造各社がインゴットからウエハを切り出す用途で使用される。 日鉄が受注したソーワイヤ用線材「SPURKS」(スパークス)は、伸線工程・切断工程での断線の低減、ワイヤ細径化によるシリコンウエハなどの切断ロスの低減に貢献する高機能製品で、「NSカーボレックス・ソリューション」の対象製品でもある。