杉野遥亮“歩”の父が行方不明に…MMTにも存続の危機が訪れる<マウンテンドクター>
杉野遥亮が主演を務めるドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第6話が、8月12日(月)に放送される。放送に先駆けて近藤公園からコメントが到着した。 【写真】患者の死に打ちひしがれる歩(杉野遥亮) ■山岳医療の現場を描く作品 本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、圧倒的なリアリティーと壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。長野県松本市を舞台に描かれる。 ■掛川役・近藤公園「スパイスになればいいな」 第6話では、宇田(螢雪次朗)の死に後悔と葛藤を抱く歩(杉野)が、しばらくMMTから離れることに。その矢先、歩がいないMMTに山でけいれんを起こした患者が運ばれてくるが、小宮山(八嶋智人)たちはなかなか原因を特定することができず、江森はこのレベルならチームを解散した方がいいと進言する。そんな中、宇田の死を経験したMMTメンバーの胸にはある思いが芽生えていて…。そんな第6話放送を前に、MMTメンバーの掛川を熱演中の近藤からコメントが到着。 神経質かつ雑学を披露しがちで、さらに紫外線が嫌いな掛川。個性的な掛川を演じるうえで心がけていることを聞くと、近藤は「八嶋さんと一緒に遊んじゃっているようなところもありますが(笑)、ちょっと偏屈なクセのあるキャラクターが、ドラマの中でスパイスになればいいなと思いながら演じています」とコメント。また、MMTの雰囲気については「院長にごまをする八嶋さんの演技に檀れいさんがよくツボっていて、それがすごくチャーミングでほっこりします。MMTメンバーはみんなおやつが好きで、合間におやつを食べながら撮影を頑張っています」と、和やかな様子を明かした。 最後に「このドラマで山に興味を持っていただき、MMTと一緒に山を楽しむための準備や危険性を学びながら、安全に登山していただけたらうれしいです。一丸となって一生懸命作っていますので、楽しんで見ていただきたいです!」とメッセージを寄せた。 ■「マウンテンドクター」第6話あらすじ 第6話は―― 宇田が山で命を落としたのは、自分が身体の変調を見落としたから―。宇田の死に打ちひしがれる歩は、患者の思いに寄り添うだけでは命を救えないとの思いから、診断に対して必要以上に慎重になり、ついに周子(檀れい)から、しばらくMMTを休むよう命じられる。 その矢先、歩のいないMMTに山でけいれんを起こした子どもが運ばれてくるが、小宮山たちはなかなか原因を特定することができない。見かねた江森(大森南朋)の診察で、患者が毒性のある植物を口にしたことが分かるが、江森はメンバーの山に関する知識が乏しいことを指摘。このレベルならチームを解散した方がいいと苦言を呈す。さらに、山での死亡者が出たことで、県から視察に来ていた純家(松尾諭)も厳しい見解を示し、MMTは存続の危機に追い込まれる。 一方、典子(岡崎紗絵)はひょんなことから、母・聖子(池津祥子)にMMTのメンバーであることを知られてしまう。初耳の聖子は当然、典子を叱責(しっせき)するが、意外にもそれに反発し、山岳医療への思いを吐露する典子。さらに、その思いは宇田の死を経験した小宮山や掛川の中にも芽生えていて…。そんなメンバーたちとは裏腹に、すっかり自信を失った歩は、仕事中に母・幸恵(石野真子)から1本の電話を受ける。電話口の幸恵は慌てた様子で、まだら認知症を抱えた父・市朗(遠山俊也)の行方が分からないと告げて…。 ――という物語が描かれる。 ■MMTと歩の家族に危機が訪れる 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、宇田を救えなかったことで落ち込む歩の姿が映し出される。江森は「MMTなんて解散した方がいいんじゃないのか」と言い、純家も「医師は病院で医療活動をしていればいい」と話しMMTに存続の危機が訪れる。 一方MMTのメンバーは、MMTをなくしてほしくないと思っているようで、山の勉強に励み、「我々だけでもできるってところを見せつけてやろうじゃない!」と小宮山は意気込む。また、歩が父を怒鳴っている様子や、父の行方が分からなくなってしまい歩は山に行ってしまったのではないかと考えている様子など、歩の家族に訪れる窮地も描かれる。 視聴者からは、「宮本先生大丈夫かな」「自分を責めすぎないで」「お父さん助かるよね?」「MMTどうなっちゃうんだろう」などの声が寄せられている。