【速報】DeNA、投打が噛み合いソフトバンクに完勝! ケイが7回無失点の快投、シリーズ2勝2敗のタイに【日本シリーズ2024】
「SMBC日本シリーズ2024」は、30日に第4戦を迎えた。福岡ソフトバンクホークスの本拠地・みずほPayPayドーム福岡で行われた同試合は、横浜DeNAベイスターズが5-0でソフトバンクに勝利し、シリーズ成績を2勝2敗のタイに戻した。 【表】プロ野球、歴代日本一球団、日本シリーズMVP一覧 ソフトバンクは今季7勝を挙げた石川柊太、DeNAは来日1年目の今季に6勝をマークしたアンソニー・ケイの先発でスタートした。 両先発が、立ち上がりから安定した投球を見せた。ソフトバンクの先発・石川はストレートやパワーカーブなどを駆使し、打たせて取る投球を披露。 DeNAの先発・ケイは対照的に、150キロ超のストレートやキレのあるスライダーなどで三振を奪う投球。両先発の好投が光り、序盤3回までスコアボードに「0」が並んだ。 そんな中、先手を取ったのは今日もDeNAだった。4回、1死走者無しの場面で4番・タイラー・オースティンが右翼へソロホームラン。主砲の一振りで1点を先制した。 その後は膠着状態が続いたが、終盤に入った7回に再び試合が動く。6回途中から登板した尾形崇斗の2球目を、5番・宮﨑敏郎が捉えて左翼へソロホームラン。次の1点をDeNAがもぎ取った。 さらにDeNAはこの回、2本の安打などで1死満塁のチャンスを作ると、1番・桑原将志が左翼へ2点タイムリーツーベースを放って追加点。4番・オースティンにも適時打が飛び出し、ソフトバンクを突き放した。 投げてはDeNAの先発・ケイが7回無失点の好投を披露。強力ソフトバンク打線をわずか4安打に封じ、役割を果たした。 その後、坂本裕哉とJ.B.ウェンデルケンも無失点に抑える投球を見せ、ソフトバンクに5-0で完勝。シリーズ成績を2勝2敗のタイに戻し、明日の第5戦に臨む。
ベースボールチャンネル編集部