仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見(全文4)原因は現在調査中
金融庁の指摘を受けて、どう対応したのか
読売新聞:ご説明ありがとうございます。読売新聞の【クロキ 00:52:22】と申します。今、ご説明いただいて、ちょっとコメント控えるというところで、ちょっと確認なんですけれども、金融庁からシステムリスク管理体制の強化を求められていて、例えば、どういう求めがあったかというのは控えるということなんですが、どういうご対応をされたのか、例えば人員体制強化するとか、予算を増やすだとか、何がどう改善したのか、ご説明いただける範囲でご説明いただけますでしょうか。 小田:回答させていただきます。昨年の業務改善命令、こちらに関しましては、システムリスク管理だけではなく、経営管理体制の強化含む全般的な内部管理体制の強化、これを金融庁さまのほうからご指導いただいておりました。そうしたことによって、昨年なんですけれども、昨年3月末段階では、ビットポイントの全社員数が約18名だったんですが、今年の3月末段階では全体で110名のビットポイントの社員がおりました。その観点から、人員強化、体制の強化、これを進めてまいったというところでございます。 司会:次の質問の方。じゃあ、白い服を着た真ん中ぐらいの方、お願いします。
海外の流出は国内と同時期なのか
朝日新聞:朝日新聞の【タカハシ 00:53:51】といいます。海外の交換所の流出の件で、この海外の交換所での流出が確認できたのは、今回のこの国内での流出と同時期なのか、この時系列、ちょっと教えていただいてもいいでしょうか。 小田:回答させていただきます。基本的に、今ご指摘いただいたとおりでございまして、日本の交換所と海外の取引所に関しまして、同一のタイミングで今回、不正流出が発覚、その可能性があるというふうに確認させていただきました。 朝日新聞:日本時間でいうと、海外の流出は何日の何時ごろに確認されたんでしょうか。 小田:そういう観点で言いますと、日本と海外、両方同時といいますか、日本時間でいいますと、4月11日の夜9時過ぎといいますか、そこから不正流出のほうが確認されまして、それと同じタイミングといいますか、と思っていただければと思います。 朝日新聞:海外でもリップルの、この送金エラーを確認して、という流れは同じと理解していいんですか。 小田:はい。 朏:海外のログについては、こちらで今、解析をしておるところなんですけれども、ログが同様であったかどうかというのは、今、解析中でございます。結果的には、ほぼ同時期から窃取が始まっていたんではないかと想定はしておるんですが、ここから先は今、原因調査中でございます。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:はい。次の方。じゃあ、こちらの2列目の後ろですかね。