【山口県】[周南市]文化振興財団元職員、3度目の逮捕 知人カードでATMから75万円
周南署は5日午前10時18分、周南市文化振興財団の元職員が1億4千万円を着服したと見られている不祥事に関連して、すでに2回逮捕されている夜市の同財団の元職員、山本孝泰容疑者(57)を、不祥事とは別の窃盗事件で同署で逮捕した。 同署の調べでは、同容疑者は今年3月22日から24日までの間、周南市内の金融機関のATMから、知人名義のキャッシュカードを使って3回にわたって、現金75万円を引き出して盗んだ疑い。知人からの相談を受けて捜査していた。 容疑について同容疑者は「借金をするためにキャッシュカードを借りて出金した」と容疑を否認しているが、知人はカードを貸していないと話し、同署では75万円だけでなく、カードの窃盗についても捜査している。 同被告は市文化会館で開かれたチケット代金をだましとった詐欺の疑いで6月、チケット代金の業務上横領の疑いで10月に逮捕、起訴されている。