1個330円!神コスパすぎるMagSafeカードホルダー登場 iPhoneユーザーはダイソーへ急げ!
iPhoneの背面に磁石でくっつく「MagSafe」対応カードホルダーが、ダイソーに登場した。価格は330円。Apple Pay非対応のカードもスマートに持ち歩ける「ちょい足しカードケース」の実力をさっそく試してみた。 【もっと写真を見る】
iPhoneの背面に磁石でくっつく「MagSafe」対応カードホルダーが、ダイソーに登場した。価格は330円。Apple Pay非対応のカードもスマートに持ち歩ける「ちょい足しカードケース」の実力をさっそく試してみた。 本当に330円!? 安っぽさを感じない美しいデザイン 今回ご紹介するのは、ダイソーで販売されている「合皮製マグネット吸着式スマホ用カードホルダー」という商品。見た目はスリーブタイプのカードケースだが、本体裏面に円形の磁石を内蔵し、MagSafeに対応したiPhoneの背面にピタっと装着することができる。 カラーはホワイト、ベージュ、グレーの3色展開で、iPhoneのカラーやTPOにあわせて選べるのも嬉しいポイント。合皮素材で縫い目もしっかりしており、百均商品にありがちな安っぽさも感じない。 表側はポケットのみのシンプルなデザインだが、裏面(iPhoneと接する側)には楕円形の穴が空いており、カードを楽に取り出せるよう配慮されている。 磁力も思いのほか強く、かなりしっかりと固定できる。iPhoneに直接、あるいはMagSafe対応のケースを介して取り付けるなら、吸着力が不足することはなさそうだ。ただし、横方向からの力にはやや弱いので、iPhoneを持つ際はカードホルダーに爪などを引っ掛けないよう気を付けたい。 ここがいいね! ●色々なカードをスマートに持ち歩ける このカードホルダー最大のメリットは、iPhoneに対応していないカード類もスマートに持ち歩けること。「TOICA」や「Kitaca」など、Apple Pay化されていない交通系ICカードのユーザーも、カードを使う度に財布や定期入れを取り出す必要はなくなる。 ほかにも病院の診察券やスタンプカード、オフィスの入館証などさまざまなカードで応用が利くので、外出時の荷物を減らしたい人には特にお勧めだ。 なお、ポケットの収容力は交通系ICカード換算で1.5枚分程度。無理をすれば2枚入るが、取り出す際のことも考えると1枚に絞った方がいいだろう。 ここがイマイチ ●磁気ストライプの入ったカードでは使えない 1つ目のイマイチポイントは、磁気の影響を受けやすいカードをしまえないこと。あくまで推測だが、330円という価格を実現するため、MagSafe用磁石の磁気シールド処置を省略してコストダウンを図っているようだ。 ICカードが普及した2024年現在も、キャッシュカードやクレジットカードを中心に、磁気ストライプのカードは多い。うっかりこうしたカードを入れてしまうと、最悪の場合カードが使用不能になるので注意しよう。 ●ICカードとApple Payが干渉する 2つ目のイマイチポイントは、カードホルダーにSuicaなどのICカードを入れたまま改札機等にタッチすると、読取りエラーが起きること。これはカードホルダーに入れたICカードとiPhone内のApple Payのチップが同時にタッチされた状態となり、カードリーダーがどちらと通信すればいいかわからなくなってしまうことが原因だ。 タッチするときだけiPhoneからカードホルダーを外せば回避できるが、使用頻度が高いと、スマートに持ち運べるメリットより、付け外しの面倒臭さの方が上回ってしまうかもしれない。 弱点を把握して使えばコスパは最強 330円という価格と、それに見合わぬ品質の高さが魅力の「合皮製マグネット吸着式スマホ用カードホルダー」。磁気問題やApple Payとの干渉に気を付ける必要はあるが、同じような商品が通常数千円から1万円弱することを考えると、神コスパの「お買い得アクセサリー」であることは間違いない。 MagSafeに対応したカードホルダーを手軽に試してみたい人は、今すぐダイソーに行ってみよう! 文● @sumire_kon