2022年、消費者庁の調査では、キャッシュレス決済をよく利用している人は64％に上っており、決済手段に関しては、クレジットカードの次にバーコードやQR決済が多くなっていました。 政府も、学習指導要領に「資産形成」を追加するなど、お金についての知識を正しく理解し、適切な判断力をもつことへの意識が高まってきています。 そんな中、こどものうちからお金の使い方や、キャッシュレスに関する基本的な知識などを教える「こども向けキャッシュレス教室」という講座が開かれていました。河出奈都美アナの取材です。 河出アナがやってきたのは、東京・世田谷区にある楽天の本社ビル。今回のキャッシュレス教室に参加した親子たちに話を伺いました。 河出奈都美アナ「キャッシュレス教室に参加したきっかけは？」 参加した親子「1年生になったのでお使いとかさせていきたい。キャッシュレスについて知らないところがあったので」 参加した親子「1人でバスに乗って習い事に行くために、交通系カードを渡した。それで、買い物もできてしまったりするから、このタイミングでお金の事を知ってくれたらいいなと」 授業では、こどもたちが理解しやすいように、キャッシュレス決済で買い物をする際の注意点などを、イラストや紙芝居などを使って教えていました。 授業の後は、実際のお店で電子マネーを使った買い物体験。こどもたちは、楽しそうに商品を選んでいました。 河出奈都美アナ「お買い物してみてどうでした？」 教室に参加した芽衣（めい）ちゃん「カードとかピってするだけだったから簡単だった」 教室に参加した寿珠（すず）ちゃん「（キャッシュレス決済）の方が速い。お金は数えないといけない。カードはピってしたりするだけだから」 実際に体験して、キャッシュレス決済の便利さをこどもたちなりに感じていました。 買い物の様子を見ていた母親は… 「実際やってみてこういうメリットがあるよこういう気をつけないといけないポイントがあるよわかりやすく伝えていただいたので怖さより前向きに使っても大丈夫かもという気持ちになりました」 こどもたちと一緒に学んだ事で、キャッシュレス決済への理解が深まったようです。 楽天ペイメント広報室 工藤純平さん 「こういった（キャッシュレス教室）教育的なイベントや日々の発信を通して、2つの軸、便利さとお得さを訴求しながら、日本のキャッシュレス教育とキャッシュレスを推進していく」