【中山金杯】中山実績と先行力を重視 東大HCの本命は中山3戦3勝のクリスマスパレード
中山での安定感を信頼
◎クリスマスパレード 2歳12月と遅めのデビューからまだキャリア6戦で【3-0-0-3】。中山で3戦3勝、ダートの関東オークスを除く5戦は掲示板を確保している。先行して粘り込むタイプだ。 特に評価したいのが前走の秋華賞。先行馬が14~23年で【3-0-2-27】と不利な傾向にあるなかで5着。自身は上がり35秒8を要するタフな競馬となったがよく粘りこんだ。 一転、この中山金杯は先行馬が【5-4-2-23】複勝率32.4%の好成績。馬券圏内には残れる。 ◯シンリョクカ 落馬競走中止の福島牝馬Sを除くと近3戦連続で掲示板を確保。安定感がある。前走のエリザベス女王杯は(直線不利のあったレガレイラを除いて)メンバーレベルに疑問が残るが、距離延長の2000m超でも結果を残した点を評価したい。今回は距離短縮で条件が好転する。 ▲ボーンディスウェイ 昨年のこのレースは昇級戦ながら2番人気4着。大崩れするレースもあるが、福島民報杯は後に小倉記念を勝つリフレーミングとクビ差の2着など、100%の力を出せれば重賞でも戦える。 前走オクトーバーSは勝ち時計が優秀。過去10年、東京芝2000mで1分57秒4以内だったのは天皇賞(秋)以外でこのレース含め4例しかなく、ジャックドールがその後GⅠを勝ち、ロードデルレイは中日新聞杯2着に入った。雨が降らなければ魅力は十分だ。 以下リカンカブール、マイネルモーント、ショウナンアデイブまで印を回す。 ホウオウビスケッツの前走天皇賞(秋)3着は先行馬が手薄だったのが大きい。今回は他にも人気の先行馬が揃ったことに加えて、59.5kgの斤量が重すぎる。連には絡めないと考え、印を打たなかった。 馬券は馬連◎◯-6頭の計9点で勝負する。 ▽中山金杯予想▽ ◎クリスマスパレード ◯シンリョクカ ▲ボーンディスウェイ △リカンカブール ×マイネルモーント ×ショウナンアデイブ 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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