著しい進化を果たした人気モデルの6代目「日産セレナ」【最新ミニバン 車種別解説 NISSAN SERENA】
居住性
軽くスッキリとしたステアリングの操作感、100%モーター駆動によるスムーズかつ静かで力強い加速力にも満足できる。ただし、それはドライブモードがスタンダード以上での話。エコモードではアクセルレスポンスと加速力が極端に穏やかになり、幼児やペットを乗せているときには適切だが、キビキビした走りには不向き。スポーツモードにセットすれば、アクセルレスポンスが高まり、パワフルな走りが味わえるだけでなく、100%モーター駆動車感をよりダイレクトに感じることができる。
うれしい装備
月間販売台数 7138台(23年5月~10月平均値) 現行型発表 22年11月(4WD車追加 22年12月) WLTCモード燃費 20.6 km/l ※「e-POWER
ラゲッジルーム
乗り心地は先代の穏やかさ優先のタッチから、ボディ、足まわりの剛性アップによってしっかり感と快適感を絶妙にバランスさせたタッチに進化。荒れた路面、段差などでの不快なショック、振動は見事に抑えられている。全車に高度なハンズオフ走行制御を必要とする「ルキシオン」のプロパイロット2.0前提の走行性能が奢られているのも大きな特徴で、操縦性は穏やかながら、リニアなステアリングフィールが好印象。乗員の頭の動きを抑制する安定感の高さも運転のしやすさに直結。車内の静かさはクラストップレベルだ。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.155「2024最新ミニバンのすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/155/
MotorFan編集部