神戸MF山口蛍が7月以来の公式戦スタメン 痛恨オウンゴールに「落ち込んでしまう」
◇ACLE 1次リーグ 神戸3―2セントラルコースト(2024年11月26日 ノエスタ) 主将の神戸MF山口蛍が7月13日・リーグ札幌戦以来約4カ月半ぶりの公式戦スタメン出場を果たした。4―3―3システムのインサイドMFで後半33分までプレー。スタメン出場に安堵しつつ、試合勘不足を反省した。 「きょうはスタートで出られたことだけが良かった。今、出場しているメンバーに食い込んでいけるところまでは達していない」 特にスピーディーさを求めるチームのゲームテンポ、頭の回転の速さで万全ではないという。「周りと合わないシーンもちょくちょくあった。きょうのオウンゴールも落ち込んでしまう。ただ、できることをやっていかないといけない」。2点リードの後半9分にクリアし切れず自陣ゴールに吸い込まれた。同点に追いつかれたシーンも一瞬マークを外してしまっていた。 11月10日のリーグ東京V戦で戦列復帰をしたばかり。「ゲームに出ようが出まいがチームの優勝のために力にならないといけない。主将としてサポートしていく」。本人は歯がゆい思いを飲み込みながらチーム優先の姿勢を示したが、吉田監督は「長い時間、試合に出ることで(感覚は)戻ってくると思う。きょう出たことで良くなってくるんじゃないかな」と期待を寄せた。