「タイトルや三冠を考えても意味がない」 "帰ってきた”デ・ブライネは目の前の試合に闘志を燃やす
復帰後は1ゴール3アシスト
プレミアリーグ第20節のシェフィールド・ユナイテッド戦でベンチ入りを果たし、7日のFAカップ3回戦のハダースフィール戦で復帰したマンチェスターシティのMFケビン・デ・ブライネ。 開幕戦で負傷し、長期離脱を強いられていたデ・ブライネがついにピッチに帰ってきた。デ・ブライネ不在でもFWフリアン・アルバレスとFWフィル・フォーデンが奮闘していたシティだったが、復帰後はデ・ブライネの凄さを見せつけられている。 復帰後の4試合で1ゴール3アシストをすでにマークしており、シティにおけるデ・ブライネの存在がいかに偉大であるかを感じさせるプレイを見せている。まだフルコンディションではないが、第21節のニューカッスル戦では圧巻のパフォーマンスを披露した。 復帰して以降、少しずつ出場時間を伸ばしているデ・ブライネ。シティで最も頼りになる男が帰ってきたが、デ・ブライネは先のことは考えず目の前の一戦一戦に集中していると語る。 「チームは試合に勝ち、トロフィーを獲得するためにお互いを励まし合う。それがスタンダードだ。誰もが身体的にも精神的にもそのレベルに達すれば、才能はそこにある。ハードワークをすれば、負ける試合よりも勝つ試合の方が多くなる」 「もちろん、まだ終わってはいないし、もっと努力して、より多くの試合に勝つ必要がある。(今は)次の試合に勝つことが大事だ。タイトルや三冠を考えても意味がない。月曜日のブレントフォード戦に最高のコンディションで臨めるように集中して準備する必要がある。それは決して簡単ではない。その後何が起こるかは今に分かるだろう」(クラブ公式より) シーズンも後半に突入したことで、リヴァプールやアーセナルとのプレミアタイトル争いやCLの戦いもより激しさを増すだろう。やっと帰ってきたシティのキングが残りのシーズンでどのようなプレイを見せてくれるのか楽しみだ。
構成/ザ・ワールド編集部