川崎FW山田新の華麗なループ弾、元日本代表MFが注目したのは直前の...「ダイレクトパスにすべてが詰まっています」
「わざとあけておいて、蹴らせている」
元日本代表MFの鈴木啓太氏が、TBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。川崎フロンターレのMF脇坂泰斗を称えた。 【動画】脇坂泰斗→山田新、華麗なループでフィニッシュ 川崎は5日にJ1第33節でFC町田ゼルビアと敵地で対戦。13分に先制を許す展開も、28分に三浦颯太のゴールで追いつくと、38分に山田新が逆転弾。1点リードで迎えた後半、50分にエリソン、71分にマルシーニョが加点。4-1で勝利した。 この一戦で話題を集めているのがチーム2点目だ。脇坂のお膳立てから山田が華麗なループシュートでネットを揺らす。24歳FWの技巧が詰まったフィニッシュだが、鈴木氏はアシストした脇坂に注目する。相手GK谷晃生のキックに反応すると、ダイレクトで山田に丁寧なラストパスを供給した。 「このダイレクトパスにすべてが詰まっていますよ」と評した鈴木氏は、脇坂の駆け引きと、しっかりと狙いを持ったパスだったと解説する。 「ゴールキーパーに蹴らせる。わざと(コースを)あけておいて、蹴らせているんですよ。さらに、左のステップを踏みながら、右足で柔らかいタッチ。(雨天で)スリッピーなピッチで、ボールが強くなっちゃったりするんですよ。(山田が)トラップしちゃうと、ディフェンダーも来る。弱いと、迎えに行かなくちゃいけないというものを、ダイレクトでシュートを打てるようにパスを出しているんですよ」 背番号14のクレバーかつ確かなテクニックに感心した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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