中国の「空飛ぶクルマ」、商用運航実現へあと一歩 イーハン、7~9月期の納入機数が63機に急増
■事業許可を年内にも取得へ 億航通用航空は、イーハンが空飛ぶクルマの商用運航サービスを手がけるために設立した100%子会社だ。もう1社の合翼航空は、安徽省合肥市政府傘下の国有企業と億航通用航空の合弁会社で、同じく商用運航サービスへの参入を目指している。 「航空運送事業許可の審査の進捗は順調だ。2024年末までに認可されることを期待している」 イーハンの董事長(会長に相当)を務める胡華智氏は、決算説明会でそう述べた。胡氏によれば、イーハンは広東省深圳市、広州市、珠海市、江蘇省無錫市、浙江省文成県などでも、顧客やパートナー企業とともに航空運送事業許可の申請準備を進めているという。
(財新記者:方祖望) ※原文の配信は11月19日
財新 Biz&Tech