【阪神】西勇輝が23年9月以来の完封 18年まで在籍の古巣に6安打無四死球「対策実った」/一問一答
◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス0―5阪神(13日・京セラドーム大阪) 阪神の先発・西勇輝投手が6安打で23年9月12日の巨人戦(甲子園)以来の完封勝利を挙げた。初回こそ無死一、二塁を招いたが、後続をシャットアウト。2回以降は本来の安定した投球を取り戻した。6回無死二塁でも、古巣のチャンステーマが流れる中、無失点に抑えた。5月23日の広島戦(マツダ)以来の3勝目をつかんだ。 以下は西勇のヒーローインタビュー一問一答 ―無四球完封 「ありがとうございます」 ―投げ終わったばかり、今の気持ちを 「本当にうれしいですね。京セラDで勝てたこともそうですし。前回、前々回と自分のエラーで負けてしまったので。何とか長いイニングを投げることを心がけて冷静にマウンド上がることができました」 ―古巣戦 「相手が僕のことをよく知っていると思いますし、やりづらい状況でしたけど、冷静で。梅野と話し合って。前日も誠志郎と大竹もミーティング出て、みんなで対策して、それが実った感じですね」 ―慣れ親しんだ京セラで笑顔も 「そうですね。本当に知っている仲間がいるので、まあ楽しいマウンドもそうですけど、打たれないように気を引き締めながら投げていました」 ―3、4、5回はピシャリ。一番良かったのは 「みんなの守備じゃないですかね。ピンチでもリズム良く守ってくれましたし、梅野のリードもさえていましたし、本当にそれ通りに投げることができて良かったです」 ―欲しかった援護点が入った 「まあみんなは毎日、頑張って練習して何とか打とうとしていますし。僕たちはその姿を見ていますし。ゼロでも仕方がないですし、僕たちが何とか粘っていい流れを持ち込んで。バッターの方に打ってもらうという形をずっと心がけていますんで、これから心がけていきたいと思います」 ―ほしかった先制点は原口のタッチ 「セーフになってくれと思っていましたし。何試合か自分が先制点を取られた試合があったので、何とかゼロと思って投げました」 ―負けられない戦いが続く。ファンへ 「本当に得点入った時にたくさんの応援でしびれましたし。チームもどんどん点取ってくれからも応援してもらえるように頑張りますんで、これからも応援よろしくお願いします」
報知新聞社