気温が0度やマイナス!「防寒対策」になる服装、8つの工夫【寒冷地在住の経験から発見】
少し前まで東京は暖冬かと思われましたが、来週には最低気温が0度やマイナスになる予報! 本格的な寒さの到来です。そこで、真冬はしょっちゅう最低気温がマイナス、先日は最低気温がマイナス15度を記録したカナダに住むエディターが、防寒対策として行っている服装の工夫をまとめました。 【写真で解説】効率よく防寒するためのレイヤードテクニックとは?ほかの防寒アイデアも紹介
防寒対策(1) あったかインナーを取り入れる。ユニクロとワークマンがおすすめ
王道の方法ですが、やはりあったかインナーの力を借りるのは賢明。気に入っているのは、ユニクロのリブタートルネックのヒートテックインナーと、ワークマンのメリノウール100%のインナー。
ユニクロのヒートテックは、ベーシックなすべすべの素材のタイプよりも、リブ素材のものが好き。リブのおかげで下着っぽく見えにくいので、ニットとのレイヤードもおしゃれに決まります。 また、脇に縫い目のない丸胴編みだから、素肌に着ても不快感がないのも助かっています。
メリノウールは汗などの水分を吸収して発熱する特徴がある天然素材で、暑すぎると感じることのない、心地よい暖かさを得ることができます。本格的なアウトドアシーンで重宝されている素材でもあります。 メリノウールのインナーは高価格であることが多いのですが、ワークマンは1900円で手に入るというコスパの良さも秀逸。チクチクしにくく、素肌に着られます。
防寒対策(2) ニットキャップで耳を出さない
気温がマイナスの屋外を歩いていると、素肌が出ている場所がとにかく“痛い”。耳なんかはキーンとしてくるほど。 これまではニットキャップはおしゃれのためにかぶるようなイメージを持っていましたが、寒い地域での冬を体験してからは、防寒対策の必需品という認識に変わりました。耳を隠すだけで体感温度が上がるような気もします。 ユニクロ×マルニのバラクラバは以前のコラボアイテム。着けるのには少し勇気がいる攻めたアイテムに見えますが、極寒の日はこれが意外と重宝するんです。
防寒対策(3) スヌードやスカーフで首を守る
首、手首、足首の“3首”を温めると良いとよく言われますよね。首元に冷気が入らないようにすると体が冷えません。スカーフやストールも好きですが、スポッとかぶるだけで良いし、落ちてくる心配もないスヌードはラクチンです。
撮影・構成・文/高橋香奈子
高橋 香奈子