福岡県によりますと6月9日までの1週間のA群溶血性連鎖球菌の感染者が今年に入って最も多くなりました。手足口病の感染者も増えていて福岡県は感染予防を呼びかけています。 【写真で見る】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎　感染者数推移（福岡県） ■6月9日までの1週間 福岡県によりますと6月9日までの1週間のA群溶血性連鎖球菌の感染者は1170人、定点当たり9.75人でした。 今年に入って最も多い感染者数となっています。 また手足口病の感染者が541人、定点当たり4.51人と増えています。 手足口病は定点当たり5.0人が警報レベルの基準でこれに迫る数値です。手足口病は口の中や手のひらに発疹ができるウイルス性の疾患で、ワクチンはなく福岡県は石けんと流水で十分に手を洗うことやタオルを共用しないなどの感染予防策を心がけるように呼びかけています。