大宮のプール“菌”大量…人々が泳ぐ中、一般細菌の量が基準値超だった すでに営業終了、今のところ感染の報告なし…体調不良になったらどうする 流れるプールで倍以上の検出も
埼玉県さいたま市は3日、大和田公園プール(大宮区)から基準値を上回る一般細菌が検出されたと明らかにした。 「いちご大福」食べ食中毒、25人おう吐 老舗の和菓子屋、製造従事者2人からウイルス検出…営業停止に
市北部公園整備課によると、8月20日に水質調査を実施したところ、さいたま市プール維持管理要綱で規定された基準値(1ミリリットル当たり200CFU以下)を上回る一般細菌が検出されたことが9月2日に判明した。基準を超えたのは流れるプールの採水地点4カ所のうち2カ所で、数値はそれぞれ250、500CFUだった。プールは1日に営業を終了している。水質調査は月に1回行い、7月は問題なかったという。 同課は、これまでに一般細菌に感染した利用者の報告はないとしている。体調不良などがあった場合は、岩槻温水プール(電話048・758・2301)に申し出てほしいと呼びかけている。