鳥取県で10月の観測史上最多の降水量 寒冷前線通過で智頭など局地的に激しい雨 近畿、中部、北陸も注意
23日の山陰地方は季節外れの暖かさとなった一方で、前線の影響で局地的に激しい雨が降り、鳥取県智頭町では、午前9時までの10分間に13ミリの降水量を観測、10月としては観測史上1位の強さとなりました。 激しい雨を降らせる雨雲は東に移動していて、午後1時ごろの時点では、近畿から中部、北陸地方にかかっています。 これは、日本海を東に移動する低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるためで、午前6時の時点の気温は、鳥取市で26.4℃、倉吉市で25.7℃など季節外れの暖かさとなりました。 一方で、低気圧から延びる寒冷前線の通過で山陰各地で雨が降り、鳥取県の智頭では午前9時までの10分間で13.0ミリを観測。10月としては観測史上1位の降り方となりました。また1時間雨量でも21.0ミリとどしゃ降りとなりました。 活発な雨雲は東に移動していて、午後1時ごろの時点では、近畿から中部、北陸にかけてかかっています。23日夜にかけては、東日本から北日本は雨で、雷を伴う所もあるでしょう。 一方、山陰地方を含め西日本の天気は回復して晴れ間が戻る見込みです。
山陰中央テレビ