【ボートレース津】優勝戦は気合十分の菅章哉に期待
ボートレース津の「津PR第1戦ウイナーズバトル」は14日、準優勝戦が行われた。 一番注目を集めたのは10R。3号艇の菅章哉がチルトを再び3度へ跳ね上げ、展示と同じく3カドへ。インは節一の呼び声が高い平尾崇典。2コースには百戦錬磨の田中信一郎が構えた。スリットでは菅、平尾がコンマ13の踏み込み。だが、加速力が違っていた。菅がググッと伸びて田中信、平尾を飲み込む。しかし菅も大きく流れてしまい、菅をマークした岩瀬裕亮がまくり差しで1着。菅は田中信を道中封じて2着を確保。11Rは上野真之介、谷野錬志、12Rは下條雄太郎、渡部悟が勝ち上がった。 優勝戦はイン下條が大本命となるが、やはり注目は6号艇の菅。「優勝戦は行く気でスタートを行きます。優勝回数も欲しいし、今年最期の勝負の気持ちで」と激発宣言。今年は3回優勝中で、ここを勝てば来年3月のクラシックの出場権へ大きく近づける。 下條か菅か、それとも両者の猛競りで上野、岩瀬が台頭するのか。興味が尽きない優勝戦だ。
マクール