【精神科医が教える】信用できる人、信用できない人の決定的な違い
● 信用しきるのは危険な人 もし他人の提案や意見を受け入れないとしても、その理由をきちんと説明して断ってくれるでしょう。こういった姿勢がある人は、基本的に信じても安心でしょう。 逆に、なんとなく他人の意見に従うだけの人は、その場ではすべてに従ってくれるかもしれませんが、何かのきっかけで突然反対する可能性が高いです。 自分で考えず、ただ「イエス」か「ノー」しか言わない人は、いつか急に態度が変わることがあるので、信用しきるのは危険なのです。 ● 自分の頭で考えるクセをつけよう 自分で考えることができる人は、いろいろな提案をしても冷静に自分の判断を下し、結果的によい関係を築くことができます。 しかし、もちろん100%の信頼を置くことは避けたほうがよいでしょう。自分で考える人でも、時には断られることがありますからね。 もし、この話を読んで「自分も考えるのが苦手だ」と気づいた人がいれば、それは少し危険だと思ったほうがよいでしょう。少しずつでもいいので、自分で考えるクセをつけてください。 ● 自分を苦しめないための勇気 自分の責任で決断するのは、最初は怖いかもしれませんが、少しの勇気と場数をこなしていくことで不安が減り、自分で決めることが自然とできるようになります。 自分で決めたことは、たとえ失敗したとしても、それが学びになりますし、自分で決断することが徐々に怖くなくなっていくでしょう。 失敗を恐れるあまり、他人の言葉をそのまま受け入れるのは、最終的には自分を苦しめる結果になることがあります。 ※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
精神科医 Tomy