カープ秋山翔吾、守備率10割 刺殺305はリーグトップ 印象深かった守りは9月27日阪神戦
広島東洋カープの秋山翔吾選手が移籍3年目となった2024年、外野守備への手応えを感じた。135試合でリーグトップの刺殺305、失策なし。シーズンを完走して守備率10割だったのは西武時代の16年以来、2度目。「堅実にできた。外野手として大事なこと」と振り返る。 プロ野球ドラフト会議2024 打率2割8分9厘のバットマンは守りも重視。自身が印象深かった守りとして9月27日の阪神戦(マツダ)の三回を挙げる。森下翔太選手が左中間に放った打球をジャンプ一番、好捕。森下の振りや投手との相性から守備位置を左翼側へずらした。「投手が(打たれて)後ろを振り向いた時、そこに居られるように」と力強い。 今季の広島は終盤に失速した。「何かできることはあったはず」。秋山は既にトレーニングを始めており、あの悔しさを晴らすつもりでいる。
中国新聞社