福岡県警が呼びかけ「指名手配容疑者見たら110番通報を」
毎年11月に全国で一斉に実施される「指名手配被疑者捜査強化月間」にあわせ、福岡県警は推進本部を立ち上げ、検挙へ向けて呼びかけを行いました。 福岡県警では11日1日から1カ月間、指名手配されている容疑者の検挙を強化するため推進本部を立ち上げました。 期間中、約100人の捜査員が捜査にあたります。 去年の強化期間中には15人の指名手配の容疑者を福岡県内で検挙しています。 福岡県警によりますと指名手配中の容疑者は全国では約590人(8月末時点)、県内では殺人や強盗事件などで26人(10月31日時点)です。
そのうちの一人、北平隆容疑者(58)は2017年3月21日に発生した海外から金塊を密輸入した事件に関わってるとみられ公開指名手配されています。 来年4月23日で時効を迎えるということです。 福岡県警では立ち寄りが予想される駅や公共施設のほかインターネットカフェなどに指名手配容疑者のポスターを掲示するなどし検挙に向けて情報提供を呼び掛けています。 福岡県警刑事総務課の福島大輔統括管理官は「指名手配被疑者は変装するなどして社会に溶け込んでいる不審に思ったら躊躇なく110番通報をしてほしい」と呼びかけました。
九州朝日放送