新生ホーバスジャパン初陣!モンゴルに前半11点リード、“新主将”比江島が2本の3P含む最多14得点
◇バスケットボール男子アジア杯予選 日本ーモンゴル(2024年11月21日 日環アリーナ栃木) 【写真】<日本・モンゴル>第2Q、選手を出迎えるホーバス監督(右から4人目) バスケットボール男子日本代表(世界ランク21位)は21日、アジア杯予選でモンゴル(同108位)と対戦。前半は47ー36とリードして折り返した。 21年東京五輪で女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督が8強を目標に掲げて臨んだ今年のパリ五輪。開催国フランスと延長にもつれる激戦を演じた。しかし結果は3戦全敗で終わった。 その後、ホーバス監督が28年ロス五輪まで契約延長。アジア杯予選から新生ホーバスJAPANの始動となった。今回はBリーグに所属する選手を中心になりながらも、23年W杯やパリ五輪で活躍した渡辺雄太、馬場雄大は24日のグアム戦含めてメンバーから外れ、モンゴル戦に関してはジョシュ・ホーキンソンもメンバーから外れた。 その中でスタメン5人には、富樫勇樹(31=千葉J)、比江島慎(34=宇都宮)、西田優大(25=三河)、アレックス・カーク(33=琉球)、吉井裕鷹が名前を連ねた。 第1Q開始早々に“新主将”比江島の左ウイング付近からのステップバック3Pシュートでチーム初得点。その後も初招集のカークの得点や西田の3Pシュートなどで開始から残り6分32秒まで12―1のランで最高のスタートを切った。しかし控え選手がコートに立つと、残り2分55秒には1点差に詰め寄られてタイムアウト。ホーバス監督は「全然練習通りじゃない!」といきなり檄を飛ばした。このクオーターは22―22の同点で終えた。 第2Qは接戦の展開が続く中で、残り7分3秒にスタメン5選手全員がコートに立つと、29ー26の残り6分38秒に西田の3Pシュートを決めてチームに勢いをつけた。その後はカークのゴール下や比江島の3Pシュートなどを決めるなど、リードしたまま前半を折り返した。 2本の3Pシュートを決めた比江島がチームトップの14得点をマークした。 チームとして前半はフィールドゴール成功率57.1%。3Pシュートに関しては16本試投で6本成功。3P成功率は37.5%だった。