23/24シーズンのMVPは誰!? 欧州日本人、活躍度ランキング1位。大不振から復活! ゴールもアシストも量産
ヨーロッパでは、2023/24シーズンが終了したリーグも出てきた。今季も多くの日本人選手が欧州を舞台にプレーしたが、その中で最も印象的なパフォーマンスをみせたのは誰なのか。今回は、欧州クラブに所属する日本人選手の活躍度をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照)
1位:南野拓実 生年月日:1995年1月16日 所属クラブ:ASモナコ(フランス) 23/24リーグ戦成績:29試合9得点6アシスト ヨーロッパ各国リーグの2023/24シーズンで最も活躍した日本人選手には、リーグアンのモナコでプレーする南野拓実を選出した。 南野は、2022年夏にリバプールからモナコに加入したが、フランス1年目のシーズンはリーグアン18試合の出場で1得点のみと、期待に応えられなかった。しかし、ザルツブルク時代の恩師でもあるアドルフ・ヒュッターの監督就任で状況が変わり、シーズン序盤からゴールを量産。リーグ戦で9得点6アシストを記録している。 今年3月30日のメス戦では、左サイドからのグラウンダーのクロスをニアでうまくコントロールして鋭く反転すると、ゴール左にシュートをねじ込んだ。高い技術に加えて、GKの動きを感じ取るセンスが光ったシーンで、継続的に試合に出ているからこそ得点感覚が研ぎ澄まされているのかもしれない。 ピッチの中央に引いてパスを受けて、チームの攻撃を活性化させる仕事も繰り返す南野は、得点を抜きにしてもモナコにとって欠かせない戦力だった。モナコが今季のリーグアンでパリ・サンジェルマンに次ぐ2位となったことを考えると、南野はヨーロッパ全体でも印象的な選手だったと言えるはずだ。
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