【プレビュー】西武・今井達也は対楽天13連勝に挑む、首位ソフトバンクは3位・日本ハムと対戦、ほか | パ・リーグ | プロ野球
6月28日~30日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。
北海道日本ハムファイターズ vs 福岡ソフトバンクホークス
3位の日本ハムと首位のソフトバンクが対戦。 日本ハムの注目は田宮裕涼。絶賛売り出し中の6年目捕手は、59試合で打率.329(190打数62安打)、2本塁打、26打点と打ちまくり、打率はリーグ2位。守備でもチーム最多55試合でマスクをかぶり、リーグトップの盗塁阻止率.412をマークするなど攻守で存在感を見せている。 引き分けを挟んでの連勝が4で止まったソフトバンクは、ドラフト3位ルーキー・廣瀬隆太に注目。5月に初出場を果たすと、6月に入ってからはプロ初安打を放つなど、19試合で打率.283(60打数17安打)、2本塁打、5打点の好成績をマーク。慶應義塾大で20本塁打を放った大砲が、ブレイクの兆しを見せている。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs 埼玉西武ライオンズ
4位の楽天と最下位の西武が対戦。 2連敗中の楽天は、カード頭にドラフト1位ルーキー・古謝樹を持ってきた。古謝はここまで3試合で1勝2敗、防御率4.00をマーク。いずれも6回を投げ抜くなど、まずまずの投球を見せている。この日も試合を作り、山形のファンに勝利を届けたい。 一方の西武は、楽天キラーの今井達也が登板。今季は12試合で3勝4敗、防御率2.29と好投しているが、3勝はいずれも楽天戦でのもの。楽天戦では2021年から12連勝中と、抜群の愛称を誇っている。この日も得意の相手から勝利を挙げ、連勝を13に伸ばせるか。
千葉ロッテマリーンズ vs オリックス・バファローズ
2位のロッテと5位のオリックスが対戦。 2連勝中のロッテは、佐藤都志也に注目。今季は55試合でリーグ3位の打率.294(197打数58安打)、1本塁打、17打点と打撃好調。6月25日の楽天戦ではプロ初となる4安打の固め打ちを披露するなど、3試合連続でマルチ安打を記録した。チーム最多50試合でマスクをかぶっており、打てる捕手としてレギュラー定着を狙う。 一方のオリックスは、エスピノーザが登板。今季は11試合で6勝3敗、防御率1.76と好投。防御率、勝利はいずれもリーグ2位と、チームの先発ローテを支えている。4月6日のロッテ戦では7回1失点の好投で勝利投手となっており、この試合でも好投に期待がかかる。