「普通の左利きとは違う。特別な左足」東京ヴェルディの山田楓喜はなぜそう言い切るのか。いずれとんでもない“魔球”を披露する?
「まだまだ進化できる」
「普通の左利きとは違います。特別な左足と思っています」 そう話したのは、東京ヴェルディの山田楓喜だ。正確無比のFKが最大の武器で、今やJリーグを代表するフリーキッカーと言っていい。そうした自負があるからだろうか、「他の人じゃ蹴れない球種を持っているとか、あのステップ(短い助走)で威力のあるFKを蹴れるとか、あまりいないはずです」とコメントしている。 【画像】サウジアラビア&オーストラリアと対戦!W杯アジア最終予選で難敵との連戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介! 3歳からサッカーを始めたという山田はいつ、「俺の左足は凄い」ことに気付いたのか。本人曰く「中学校くらい」だ。 「中学で京都U-15に入って環境がガラッと変わって、自分のような左利きがいませんでした」 その特別感はプロとしてプレーする今でも、感覚として持っている。 「いろんな蹴り方を試したり、練習で取り組んでいてまだまだ進化できるなと。ボールに入る角度で球種やスピードが変わってくることを最近気付きました。そういう発見があるので、練習はめちゃくちゃ楽しいです」 練習が楽しい。それは、プロサッカー選手として成長するためにとてつもなく重要な感覚だろう。いずれ山田はとんでもない“魔球”を公式戦で披露するかもしれない。 文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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