今年もB-Max Racingは神奈川・綾瀬市とコラボ! 市役所庁舎でスーパーフォーミュラ車両の展示がスタート。1月末まで
2024年1月6日、B-Max Racing Teamと神奈川県綾瀬市の共催で、綾瀬市役所庁舎でのスーパーフォーミュラ車両に伴うオープニングセレモニーが実施された。 【動画】真っ暗闇の中で2.84秒……!? レッドブルF1が驚異のピットストップパフォーマンス B-Max Racingは2022年、スーパーフォーミュラ初優勝に際してチームの地元である綾瀬市の古塩政由市長を表敬訪問したことをきっかけに、同市との提携がスタート。以来、連携協力に関する覚書が締結され、“AYASE PRIDE”のロゴをマシンに掲示したり、綾瀬市民を対象とした観戦ツアーを実施したりと、様々な施策で連携を深めてきた。 綾瀬市役所での車両展示もその一環であり、2023年の2月から3月にかけて展示が行なわれた。そして2024年も、市役所庁舎の1階ロビーにて車両が展示されることとなり、6日にそのオープニングセレモニーが実施された形だ。 セレモニーには古塩市長に加え、B-Max Racingからは本山哲監督、ドライバーの木村偉織、そして所用で欠席の組田龍司総代表に代わって木村俊泰B-MAX ENGINEERING専務が参加。早朝から集まった約100人のファンに挨拶した。 古塩市⻑は、「自動車関連企業の多い、ものづくりのまちである綾瀬市として、チームとタッグを組んでお互いをPRしようという趣旨で連携しています」と説明し、「今年も観戦ツアーなどを行ない、市⺠の皆さんと一緒にB-Max Racing Teamを応援したいと思っています」として、2024年も引き続き様々な形でコラボを続けていく意向を示した。 そして2023年にB-Max Racingでスーパーフォーミュラ・ライツ王者に輝き、2024年よりスーパーフォーミュラにステップアップする木村は来たるシーズンへの意気込みも交えながら次のように話した。 「昨年はB-MaxでSFライツチャンピオンを獲得し、SFもB-Maxから参戦することになりました。モータースポーツは観戦のハードルが高いと感じていますが、綾瀬市とタイアップして、今回のSF車両展示などの取り組みをしているチームで走れることは、すごくモチベーションになります」 「ぜひ多くの人にモータースポーツの楽しさを知っていただきたいと思います。今シーズンは中盤までにSFというレースを理解して、後半はしっかり表彰台を狙える手応えを感じることができるようにしたいと思います。応援よろしくお願いします」 また本山監督はそんな木村について「昨年末のテストを見て、思ったよりいけるのではないかと感じています」と評価。「まずはポイント獲得、 そして表彰台も期待できると思いますので、応援よろしくお願いします」とファンに呼びかけた。 なお、6日よりスタートした展示は1月末まで実施される。その概要は以下となっている。 ■展示概要 展示期間:2024年1月6日(土)~1月31日(水) 時間:8時30分~17時(土日も観覧可) 場所:綾瀬市役所庁舎1階市⺠ホール(神奈川県綾瀬市早川550番地) 展示物:SF車両(現行カラーリングを施したSF14型車両)、各種説明パネル、木村使用の装備品、Spark製モデルカー(SF全車両)など
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