撮り鉄が撮影した雪のトンネル 幻想的な早朝の光景に「絵本の世界のよう」
「雪のトンネル」を走り抜ける列車の写真がX上で話題になっています。 投稿したのは、鉄道などの写真撮影を愛好するXユーザー「@azu351_photo」さん。 【写真3枚】幻想的な早朝の光景を見る 当ポストは2023年12月12日時点で1万5000件を超えるいいねを集めており「凄い場所を走るんですね…」「絵本の世界のよう」「現実とは思えない」と多くの反響が寄せられています。記事後半では只見線の歴史などについても紹介します。 ※投稿された写真は【写真3枚】をご参照ください。 ※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
幻想的な「雪のトンネル」があまりにも美しい
「只見線、雪のトンネルが美しすぎる」そんなコメントとともに投稿されたのは、一枚の写真でした。 そこに収められているのは、雪が降り積もった木々の間を走り抜ける列車。薄暗い景色の中に、ライトを照らした列車が存在感を放っています。冬の訪れを感じさせる絶景は、思わずため息が出そうなほどの美しさですね。 @azu351_photoさんに撮影地をうかがうと、「福島県の会津中川駅から南に300m程の所にある跨線橋です」と教えてくれました。
天気予報と睨めっこして、雪がほどよく積もりそうなタイミングを計った
いつまでも眺めていたくなるような「雪のトンネル」。どのように撮影されたのか、@azu351_photoさんに詳しいお話をうかがいました。 撮影時に苦労したポイントを尋ねると「木々への着雪が綺麗なタイミングで撮りたかったので、早朝の始発列車を狙いました。毎日、天気予報と睨めっこをして、雪がほどよく積もりそうな日を待ちました」と教えてくれました。 そして、「チャンスが来たら、夜中のうちに撮影地へ向かってスタンバイしました」とのこと。 撮影時にこだわったポイントについては、「明るさと構図」だといいます。続けて、「早朝の薄暗さと雪景色の明るさの絶妙なバランスで、神秘的な写真になったと思います。列車よりも着雪した木々をダイナミックに写す構図にこだわりました」と詳しく説明してくれました。 大勢を魅了した幻想的な一枚には、@azu351_photoさんの工夫やこだわりがたくさん詰まっていたのですね。