宗像・池浦に観光農園「宗像いちごファーム」 食育テーマにイベントも
観光農園「宗像いちごファーム」が1月5日、宗像・池浦にオープンした。(宗像経済新聞) 【写真】福岡県ブランドイチゴのあまおう 同園を運営する甲斐貴大さんと後藤聖也さんは宮崎県出身で、宗像の自然に引かれて土地を購入。ファミリー向けのイチゴ狩り農園にしたいと同園を開いた。 甲斐さんは「2人とも農業が未経験だったので、土地の問題で困った時に地域の人に助けられた。イチゴを栽培する観光農園を開きたいと話した時にも賛成・応援してくれた」と振り返る。 40分間の食べ放題制。イチゴの3大ブランドとされる「あまおう」「紅ほっぺ」「とちおとめ」のほか「さがほのか」「おいCベリー」を合わせた5品種を食べ比べてもらうほか、食育がテーマのイベントも開催する。栽培通路の間隔を広く設けて通りやすくしたり、腰を落とさず収穫できたりする工夫もしており、小さい子どもも楽しめるように踏み台も用意する。イチゴ狩りの合間に休憩できる部屋や、子どもと一緒に利用できるトイレ、畳のキッズスペースやおむつ替え・授乳室も設ける。 後藤さんは「イチゴ狩りが終わっても農園で思い切り遊んで帰ってほしいので、ビニールハウスの前には人工芝を敷いて、ボールやバドミントン用具なども用意している。イチゴ狩りに来園して楽しかったと思ってもらえる空間を提供したい」と話す。 甲斐さんは「これから先も、イチゴ栽培の知識と技術をしっかりと磨き上げていき、宗像の人が楽しめる地域密着型の農園にしていきたい。ハウスも来年、再来年と増築して1日当たり100人を迎えられるようにしていきたい」と意気込む。 営業時間は9時~14時。月曜・火曜定休。3月末までとGW期間中の入園料は、大人=2,800円、小・中学生=2,200円、3歳以上小学生未満=1,600円。4月~5月末は各600円引き。いずれの期間も3歳未満は無料。持ち帰り料金は別途。予約制。
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