僕が見たかった青空、初舞台に苦労も楽しさ実感「殻を破れたメンバーが多い」全メンバーが演技初挑戦
女性アイドルグループ「僕が見たかった青空」が11日、東京・足立区のシアター1010で舞台「夏霞~NATSUGASUMI」(21日まで・同所)の取材会を行った。 昨年6月に「乃木坂46公式ライバル」として結成した23人のみで構成する舞台。高校の合唱部がコンクール出場に向けて奔走する物語で、全員が演技初挑戦となる。 メインキャストを務める八木仁愛(とあ)は「セリフを覚えるのも初めて。暗記が得意じゃないので時間がかかりました」と苦労ぶりを吐露。早﨑すずきは「緊張してしまうと早口になってしまうので、大事なシーンはゆっくりしゃべるとか、そういうのがすごく大変だなと思いました」と振り返り、安納蒼衣も「元々声が小さいので、動画を見たときに思ってた自分の声とギャップを感じて落ち込んでしまいました」と明かした。 それでも、演技の楽しさも感じ始めたといい、早﨑は「演技はできないと思ってたので避けてきたんですけど、怖いなというより楽しいなと思えるようになった」と笑顔。安納も「怖かったんですけど、稽古を続けていくと毎回違って面白いなと思いました」とうなずいた。 稽古を重ねたメンバーの変化について八木は「殻を破れたメンバーが多い」と告白。「勇気を出して大きい声を出したり注目してる中で演じたりとか、そういう部分で前に進めているんじゃないかなと思います」と成長ぶりを口にした。 この日から始まる本番に向けて八木は「初めてのことなので初々しさもありつつですが、メンバーの個性が引き出せていると思ってる。私たちにしか出せない雰囲気もあると思うので、そういったところをお見せできたら」と表情を引き締めた。早﨑は「ここまでみんなで作り上げることができたので、見てくださる皆さんに全部を届けることができたら良いなと思ってます」と意気込みを披露。安納も「僕青の23人で大きな舞台に挑戦できていることに感謝しながら、今の僕青にしか出せない演技をできるように頑張ります」と続いた。
報知新聞社