【日本ハム】初回から6安打4得点の猛攻 万波中正の先制二塁打から田宮裕涼、郡司裕也が連続適時打
◆パ・リーグ 日本ハム―オリックス(27日・エスコンフィールド) 日本ハム打線が初回から6安打4得点の猛攻を見せた。 まずは両軍無得点の1死一塁、3番・万波中正がオリックス椋木の内角直球を左中間へ。弾丸ライナーではじき返した打球はあっという間にフェンスに直撃し、5試合連続ヒットとなる二塁打で先制点をもたらした。 さらにマルティネスが左前打で続くと、5番・田宮裕涼が一塁線を破る適時二塁打、6番・郡司裕也が中前へ2点適時打と続いて一挙4得点。2年前の22年7月20日に敵地で9回2死まで無安打投球と“ノーヒットノーラン未遂”を食らった相手右腕をいきなり攻略した。 3試合ぶりに打点をマークした万波は「イソさん(五十幡)のナイスランで先制できました。感謝して次の打席に生かしていきます」と塁上で笑顔を見せ、バッテリーを組む伊藤大海を援護した田宮は「何とか続きたいと思っていたので抜けてくれたよかったです」とコメントした。 チームは現在2位。この一戦で勝利すれば、新庄政権3年目で初の3、4月の月間勝ち越しが決まる。
報知新聞社