（左から）原沙知絵、吉川愛 ©︎ABCテレビ

　清原果耶主演ドラマ『マイダイアリー』の第3話に原沙知絵と窪塚俊介が出演する。 　本作は、社会人1年目の主人公が、日々の些細な出来事をきっかけに大切な思い出を振り返る構成で、大学時代を共に過ごした男女5人の群像をノスタルジックに描く、完全オリジナルのヒューマンドラマ。 【写真】『マイダイアリー』第2話場面カット（複数あり） 　11月10日放送の第3話に出演する原が演じるのは、吉川愛演じるまひるの母・白石りさ子。幼少期の“あるトラウマ”を抱える娘を心配する母親として、物語にアクセントを加える。 　同じく第3話に出演する窪塚は、まひるの小学校の同級生・牧原蓮の父親・隆志を演じる。どのような役どころなのかは放送で明らかになる。 　また、11月3日に放送された第2話について、望月歩と坪倉由幸からコメントも到着した。 　第2話では、虎之介（望月歩）が、バイト先のファミレスに決まって夜10時にやってくる大川美鈴（是永瞳）の指先のささくれを気にかけていた。そんな虎之介が企業インターンの面接を翌日に控えた夜、バイト終わりに店前で雨に濡れうずくまる美鈴を見かける。放っておけない虎之介は美鈴に傘を差してあげ、なりゆきで、散らかっている美鈴の部屋の片づけまでしてしまい、翌日の面接をすっぽかすことに。優希（清原果耶）たちにそのことを話すと、愛莉（見上愛）に否定されてしまった虎之介。自己犠牲の上に成り立つ優しさは本質ではないことが描かれた。 　5人の中では誰よりもテンションが高い虎之介だが、そんな明るさの中に人の好さがにじみ出ているのも魅力の1つ。演じる望月にも反響は届いているそうで、「たくさんエゴサをするので、（コメントは）ほぼ読めたと思います。嬉しいコメントばかりでありがたいです」と。 “自分を犠牲にしてでも人に優しくしてしまう”葛藤が描かれた第2話の撮影に挑むにあたり、監督とも会話を重ねたそう。「自分的には今までの虎之介として演じていた部分で、『もっと気持ちを出していいよ』と言われて、監督が思い浮かべている部分との差を埋めながら撮影しました」と明かす。 　社会に出る前の大学3年生として、その悩みや不安を等身大に演じた望月。「僕も会社に入って仕事をするという経験をしたことがないので、虎之介の気持ちは少し理解が出来たと思います。共感できる部分を大事に演じました」と語り、「でも“10時さん”（美鈴）のことが気になってたので、ドギマギしちゃった記憶があります」と、撮影を振り返った。 　そんな虎之介も含めた5人を見守るのは、坪倉演じるファミレス店長・杉山だ。坪倉は、本作で描かれる若者たちの群像劇について「ファミレスでの3人（優希、まひる、愛莉）のシーンを見ていて、第三者が聞いてると会話が噛み合ってないように聞こえるけど、3人の中ではちゃんと成立してて、そこがすごく面白くて、本当に分かり合ってる仲間ってこういう事なんだろうなぁ。なんて思って見てました」と。「で、カットがかかった後、普通に会話してる清原さん、吉川さん、見上さんの会話もあんまり噛み合ってませんでしたが3人は分かり合ってる感じでした」と続け、温かな眼差しを向ける。 　また、虎之介については、「可愛いですね～！　誰にでも優しく、周りに気を遣って、時にはバカなフリして明るく振る舞って。とっても愛おしいです。あんな後輩いたら毎晩ご飯ご馳走したいです」と絶賛。さらに、望月の印象を「演じる望月くんもとっても素敵な役者さんで、真面目ですごく周りに気を遣う人だなぁと」と語る。「僕にもすごく気を遣ってくれていて、今のところあまり話しかけてこないです！　僕は話しかけてくれた方が嬉しいタイプです（笑）。まぁ、でもまだ序盤ですし、これから物語の中で2人の会話も増えてくると思うのでこれからが楽しみです！」と今後の関係性にも期待を込めた。 　さらに望月は、「虎之介を演じてて『今の可愛かった』とか言われるシーンが多いんですけど、“10時さん”とのシーンでは、『渋かった！　かっこよかった！』と言われたので、そこを推しポイントにさせてください（笑）」とアピールした。 　続く第3話では、吉川演じるまひるの抱える悩みが明らかに。普段はおっとりとした性格の彼女だが、ある日、虎之介の提案で夏休みに5人で遊びに行く予定をたてていると、1人ためらっている様子。その理由を「広海と虎之介の前であくびができないから」だと、優希と愛莉に打ち明けた彼女は、実は小学生の頃のあることが原因で、人に心を開くことに不安を感じていた。描かれるまひるの葛藤、そして5人の関係性の変化にも注目だ。 【コメント】 ●原沙知絵 吉川愛さん演じる、白石まひるの母をやらせていただきました。このドラマの冒頭「わたしはふと、人生の日記を読み返したくなった」という主人公の台詞があるように、これまでの私達の親子の関係性を繊細に描いていけたら良いなという思いで演じさせていただきました。 ●窪塚俊介 この度、大学生たちが織りなす素敵なヒューマンドラマに数日間ですが関わらせていただきました。僕が共演した若者たちはなんとも愛らしい小学生で、芝居に一生懸命取り組む姿勢がとても頼もしかったです。僕の役どころは、、、ちょっと複雑な気持ちですが、楽しんで見てもらえたら幸いです。